駐妻のお勉強記録

駐妻のゆるゆる日大通信・英語・読書の記録

海外での日大通信の始め方

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2020年10月に、日大通信英文に入学しました。

日本国外在住で入学手続きに手間取りつつも無事学修開始できたので、ここでまとめておきます。

  こんな人向けです。

  • 海外在住
  • 既に何らかの科目の教員免許を持っていて、他教科免許状の取得を目指す
  • 教員免許取得時(大学卒業時)から姓が変わった

 

予め申し上げておくと、私の場合出願手続きすべてを海外で済ませることができませんでした。理由は在住国に正確な住所がないことと、新型コロナ感染状況における日本からのEMSの停止が考えられます。

(こういった状況でなく、さらに出願までの時間に余裕がある方は在住国にいながらの手続きが可能だと思います)

私は2020年8月に別件で一時帰国することができ、その機会に必要書類を準備し願書を提出しました。帰国前、帰国後それぞれの時期に準備したこと、またそれにかかった時間や金額も共有していきます。

 

 

資料請求

必要なもの

①PC

②プリンタ

③日本の住所(念のため)

④インターネットバンキングの口座

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①PC

デジタルパンフレット(PDF)である程度の資料は手に入ります。

・入学要項

・海外在住者の募集要項

・コース履修の手引き

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 ②プリンタ

①で記載したPDF資料を精読するために印刷しました。やはりメモしながら、チェックをつけながら準備を進めることでミスが減ります。

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 ③日本の住所

願書はPDFでダウンロードできません。手元に送ってもらう必要があります。

私は現住所(海外)と、届かない時のために日本の実家宛てにも願書請求しました。(案の定現住所に届けられないとの通知がきたので助かりました。対応については後述します)

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 ④インターネットバンキングの口座

なくても帰国できれば(もしくは日本の信頼できる方に依頼するか)問題ありません。が、海外からも使えるのであると便利です。入学諸費用の振込先が三菱UFJ銀行なので、この機会に利用開始される方は同じ銀行がおすすめです。

手順

1.日大通信HPから必要PDF資料をダウンロード(資料・願書請求 | 日本大学通信教育部)、印刷

2.現住所と日本の住所に願書請求。上記ページ内に日本国内在住者/海外在住者向けそれぞれの請求フォームがあるので、各フォームを利用する。

出願書類の準備

必要な書類(出願書類)

入学志願書 請求した願書に添付されている
学籍簿
志望理由書
正科生用入学登録カード
身元保証
氏名に関する承諾書
海外宛郵送希望届(⑧といづれか)
郵送物等仲介誓約書(⑦といづれか)
成績証明書 出身校へ申請
卒業証明書
戸籍抄本 本籍地の市役所等へ申請

 ①~⑧は願書請求すれば書類自体は手に入ります。

かかった時間・お金

結果から申し上げると、私の場合出願までにかかった時間は4週間、お金は3,068円でした。(うち600円は出願に不要。入学諸費用を除く)

お盆の時期が重なって大学からの返送が通常期より遅くなったため、時期を鑑みれば2週間程度で完了できそうです。

帰国前の準備

・日本の実家宛てに願書請求

・志望理由の下書き

・⑨~⑪入手のために必要な書類と金額をメモ

帰国後の対応

優先対応順位は⑪→⑨⑩、これらの申請をしながら①~⑦の書類を完成させていきます。

①~⑦(入学志願書~海外宛郵送希望届)

・①~⑦に必要事項を記載

・証明写真(タテ4cm×ヨコ3cm)×2(①②に貼付します)800円

・⑦or⑧なので、私は⑦にしました。願書は届きませんでしたが、なぜか入学後の配本申請した教本類はすべて無事届きました。(おそらく郵便ではなく宅急便のため?)

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⑨⑩(成績証明書、卒業証明書)

⑨⑩をそれぞれ1部郵送申請 

・大学既定の申請書(証明書交付願等)

・発行手数料定額小為替300円×2、切手84円

・返信用封筒&切手 84円

・戸籍抄本(以下の⑪です)1部

 卒業時と姓が異なる場合に必要でした。ご自身の出身大学の情報をご確認ください。

・身分証明書(パスポート)のコピー

※私は自分の教職単位確認のために「学力に関する証明書」(中高それぞれ1部)も申請しました。(出願には不要です)300円×2

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⑪戸籍抄本

・市役所窓口で2部申請(出願用と⑨⑩申請のため)450円×2

入学金諸費用

私の場合、合計165,500円でした。

内訳は入学金148,500円、海外郵送費17,000円です。

入学金については、「他教科免許状取得」の「正科生(教職生)」であるためこの金額となっています。この金額に教材費32単位分が含まれています。

振込完了後、明細書(納入書)を④正科生用入学登録カードに貼付します。

 質問会に参加しよう

郵送前に不備がないか家族と何度も確認しましたが、やはり不安で最終的にZOOMで開催されていた日大の質問会に参加して確認しました。定期的に行われているようなので、学修方法や出願手続き、その他疑問点をあらかじめまとめて実のある時間にするようにしましょう。

ちなみに私は以下の内容を質問しました。

・「他教科免許状取得」の「正科生(教職生)」の卒業はあるのか

→ない。免許取得に必要な単位を取り終わり次第退学する。

・国内/国外在住者でリポート提出期限の違いはあるか

→ない。余裕をもって提出するように。

・今後の科目修得試験の日程はどうなるのか(新型コロナが流行っていたので)

→変更は都度ポータルサイトで通知する。

 提出

 書類の準備が整ったら、いよいよ提出です。10月(後期)入学するために、出願書類を提出した日は2020年9月3日でした。その後17日に入学課から郵便物に関するメールを受信し、無事入学できたことが分かり安心しました。

まとめ

海外にいながらの出願は可能です。が、時間に余裕をもって進めましょう。すべての出願書類を揃えるには少なくとも2か月は見積もるべきだと思います。日本にいても週末祝日で郵送物は時間がかかりました。在住国の郵便/宅配便事情が不安な方は、可能であれば日本で出願書類を揃えるのがベターです。

どうぞ良い一日を。

 

(ひとこと)

単位取得のための学修方法についてはまた今度。